世の中狭い

  • 2008-06-18 01:09:14
こんにちは、佐倉です。
今日の夜は、本郷三丁目のロシア料理屋ベスナーに行きました。

NTS出版で出している『生物の科学 遺伝』という雑誌があるのですが、佐倉はその編集委員をしていて、今度、《ダーウィン特集》の編集を担当しています。来年1859年は、ダーウィン生誕200周年、『種の起源』出版150周年のダブル記念年なんです。

それで、最近NTS出版の担当編集者さんが変わったのですが、その方が、我が研究室の秘書をされている武石藍さんとお知り合いということが判明し、じゃあ3人でごはんでも食べに行きましょう、ということになった次第です。いろいろお話しを聞くと、あっちでつながり、こっちでつながり、なんだ、世の中狭いなあ~と改めて痛感しました。

今さらながらにスモール・ネットワーク(5人だか6人だか知り合いをたどっていくと、大抵の人はつながっているというモデル)を体感したのですが、ノードが1つか2つだと、ネットワークはつながらずにクラスターに分かれることが多いですよね。これがいわゆる「類友」状態で、やっぱり友だちの友だちは友だちだよな!と喜ぶ根拠にもなっています。「自動車の芳香剤を使っている人の友だちは使っている、使っていない人の友だちは使っていない」という「芳香剤の法則」も、同じことですね。

類友で親密性を再確認するか、スモール・ネットワークを実感して世界のつながり方を俯瞰するか──。

きっと、どっちも同じくらい必要なことなんでしょうね。鳥の目と、虫の目。理論と現場。
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