【3/28 イベント】 ダウン症のある子との生活とその表現

  • 2014-03-19 14:48:41

短編映画上映と講演会のお知らせ


ダウン症のある子との生活とその表現

−映画『私は気にしない(I Don’t Care)』(2013)上映と、日英のダウン症のある子の親による講演会−




主催
東京大学大学院博士過程教育リーディングプロジェクト多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)「科学技術と共生社会」教育プロジェクト
協力
公益財団法人 日本ダウン症協会
日時:2014年3月28日(金)17:00〜19:00
場所:東京大学駒場キャンパス ファカルティーハウス セミナー室 
最寄駅:京王井の頭線駒場東大前(駅から徒歩2分)
アクセスマップ:(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_33_j.html
定員:50名 (要事前申込 wtnbmk@mac.com / 090-6843-3535: 渡部)
(講演の間に通訳が入ります)

概要:

2014年3月21日から30日まで、伊藤忠 アートスクエアギャラリーにて写真展 『Shifting Perspectives ダウン症家族のまなざし』(伊藤忠アートスクエア・日本ダウン症 協会主催)が開催されます。この写真展で表現される「ダウン症」のある人々に対する「親」 の「まなざし」は、医学とは異なる、他者への 「まなざし」のあり方を示しているようです。
それは、どのような日々の経験を通して、生み出されてくるものなのでしょうか。
企画展に合わせてイギリスより来日される、写真家のFiona & Richard Bailey夫妻と、日本で母として、ダウン症のある子の表現に関わってこられた水戸川真由美さんに、親子の生活と表現について語って頂きます。

また、今回特別に、Fiona Bailey氏による作品にインスパイアされた短編映画作品を上映できることとなりました。
本映画、I Don’t Care (邦題『私は気にしない』)は、胎児にダウン症があるかもしれないことを知った妊婦と、ダウン症のある少女とその家族の一夏の出会いを描いた作品です。
出生前検査が、胎児を「ダウン症という小さな箱」(Bailey, 2011)にくくる時、家族の生活の中に「ダウン症」を見ることの意味を考えるきっかけを与えてくれる優れた短編作品です。撮影にはBaileyご夫妻の美しい庭が印象的なご自宅が使われました。

内容:

17:00〜17:10 趣旨説明: ダウン症の「発見」とその帰結(渡部麻衣子)
17:10〜17:25 映画上映
17:30〜17:45 Fiona Bailey氏
17:45〜18:00 Richard Bailey氏:
      'Shifting Perspectives - How imagery can change the way people see’ (ダウン症 家族のまなざし ーイメージはどのように人々の見方を変容させるのか)
18:00〜18:15 水戸川真由美氏
18:20〜19:00 質疑応答

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。



  • 映画:『私は気にしない (I Don’t Care)』(2013)
  • 時間:15分13秒
  • 脚本・監督:Carolina Giametta
  • 製作:Penny Linfield and Mary Kearns (Spool Films)
  • 日本語字幕製作:公益財団法人 日本ダウン症協会
  • 字幕翻訳:渡部麻衣子
  • 製作協力:セイビン映像研究所
  • URL: http://www.carolinagiammetta.com/project/i-dont-care-2013/



Shifting Perspectivesは、英国ダウン症協会主催で2005年から2013年まで展開された、ダウン症のある人の家族による写真表象プロジェクトです。
http://shiftingperspectives.org/

企画展については、こちらをご覧ください→  

http://www.itochu-artsquare.jp/exhibition/2014/down.html
http://www.jdss.or.jp/2014eventimg/2014event01.pdf
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